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皮膚

皮膚炎

皮膚科を受診される患者さんにとても多く見られる疾患です。原因としては、汗や乾燥、風邪などの感染症、食物、ダニ、ハウスダスト、薬、ウイルスなどがありますが、原因がはっきりしないものも多数あります。湿疹・かぶれなどはかゆみを伴うことが多く、患部を掻いてしまうことによって、とびひになってしまうこともありますので早めの受診をおすすめします。治療は、かゆみや炎症を抑える外用薬や内服薬を使用します。

ニキビ

ニキビの直接的な原因は、ホルモンの刺激により①皮脂の過剰な分泌が起こる結果、②毛穴の出口が詰まるとともに、③アクネ菌が増殖するためにおこります。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、アクネ菌は増殖していき、赤く炎症を起こしたニキビとなります。ニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくいのが特徴です。治療にあたっては、ニキビの種類と重症度を判断し、外用薬、内服薬(抗生物質、漢方薬など)などの中から選択します。ニキビと放置してしまうとニキビ痕や色素沈着となってしまいますので早めに治療することをおすすめします。

乾燥肌

乾燥肌(皮脂欠乏症)とは空気の乾燥や紫外線、加齢などにより肌の「バリア機能」が低下している状態のことです。原因は、季節や生活する環境によるものもありますが、生活習慣や加齢が関わっている場合もありますし、クレンジングや洗顔の方法が間違っていたり、保湿ケアが不十分でも乾燥肌になります。肌の乾燥がひどくなると、かゆみだけでなく炎症や湿疹を発症することもあります。
また、肌を乾燥した状態で放置しておくと、急速に老化が進んでしまい、しわやしみの原因にもなることもあります。診察では、湿疹などができてしまっていないかなどを見極め、その方のお肌の症状にあう治療薬を処方します。また、日頃のお肌のお手入れ方法についてもお話しております。

吹き出物

顔や身体に生じるできものには、ニキビの他にも湿疹やヘルペスなど様々なものがあります。ニキビだと思っていろいろ試しているけど良くならないと悩んでいる場合、もしかしたらニキビではない肌トラブルの可能性があります。症状によっては、ニキビなどと見た目が似ているため、間違ってケアをしている人も多いのではないでしょうか。
放っておいても心配のないものもありますが、なかには人に感染するものや治療が必要なものもあり、原因や症状から違いを見分けて対処していくことができると安心です。また、肌の炎症は悪化すると色素沈着など跡に残りやすいので、治りが遅いと思ったらお気軽にご相談ください。